富山ブラック 麺家いろは [とんがりラーメン]
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富山ブラック 麺家いろは
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本来ならば、『富山ブラック 大喜』 と書きたかった。
人気ラーメンランキングで紹介されるまでは、富山のご当地ラーメンだった。
発祥は、第2次世界大戦から復興の頃、1950年代。
復興事業に励む若者の食欲旺盛な胃袋を満たす為に誕生した。
塩分補給の為に 『濃い醤油スープ』 の塩辛いラーメン。
富山ブラックの原点である 『大喜』 の本店に食べに行き、そんなエピソードを知った。
創業者は 『ご飯と一緒に食べる為の”おかずとなるラーメン”』 を目指したらしい。
初めて食べた時は、真っ黒のスープ、あまりの塩辛さと、ブラックペッパーに衝撃を受けた。
そして、やみつきになり何度か訪れたが、いつしか足が遠のき、2000年頃に 『大喜』 は長い歴史の幕を閉じた。
その後、いくつかのラーメン店が 『富山ブラック』 を名乗って、真っ黒な醤油スープのラーメンを売り出した。
京都駅ビル10階の 『京都拉麺小路』 には 『麺家いろは』 が富山ブラックののれんを上げている。
のれんをくぐると、富山の自然や文化をアピールするパネルがずらり。
店員はネイティブの京都弁。
さっそく注文してみた。
確かに富山ブラック、初めての人はスープの色だけで ”引いてしまう”かも知れない。
しかしながら、京都と言えば 『新福菜館』、これに慣れているアナタにとっては普通かも。
創業 『大喜』 と異なるのは、魚介出汁をブレンドしている事。
つけ麺のトレンドを融合させているのかも知れない。
麺もスープの絡んで黒っぽい。
食べてみると、意外とあっさり ・・・ 誰もが食べやすくアレンジされている。
素直に美味しいのだが、1つだけ物足りないのが、
トレードマークの 『粗挽きブラックペッパー』 がおまけ程度にしか掛かっていなかった事!
創業者の味を知る人間にとっては寂しさを感じる。
久々の富山ブラックを堪能できました!
気が利いている!と感心したのは、ペーパーエプロン。
スーツやワイシャツ姿でも、気にせずに富山ブラックを堪能できます!
今では創業の味は口にできませんが、
より食べやすく、ややヘルシーになった富山ブラックは、お取り寄せでも食べられます。
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富山ブラック 麺家いろは
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タグ:富山ブラック 大喜
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