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応仁の乱以来の衝撃 〜 拳ラーメン [とんがりラーメン]

ふざけているのか?
と京都人には怒られそうだが、
一杯のラーメンがもたらすインパクトは大きかった。

多彩なメニューの中で、
店の名を背負う一品は、
麺とスープだけで勝負している。

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先ず、麺は非の打ち所がない。
『麺固め』とか言っても断られた理由が良く分かった。

これ以上でもこれ以下でもない、
お決まりの茹で加減でしか提供しないのだろう。

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そしてスープが曲者だ。

出会え、出会えー! 違うか。
魚介系の出汁である事は分かるが、
知っている様な知らない味。

スープの中に無数に浮いている微小な小片は削り節とは思うが、カツオではない。
スープの表面に浮いている油も、
普通の香味油では無さそうだし。

店を出た時に看板の記述でピンときた!
削り節の正体はサンマ。
香味油の正体はマー油。

やっぱり曲者だ。

もはやナンバー1 ~~~ 一幻のえび味噌ラーメン [とんがりラーメン]

この2~3年、札幌を訪れると必ず立ち寄るラーメン屋がある。

ここのラーメンを食べる事が札幌行きの目的の1つとなっている。

『すみれ』や『山頭火』の様なビッグネームではない。

全国区ではないが、新千歳空港のラーメン激戦区では圧倒的人気だ。

いつでもこの店だけが長蛇の列だ。

フライトまで40分前に並び始めて、結局諦めた事もある。



さて『一幻』のメニューは3種類、『えび味噌』『えび塩』『えび醤油』。

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えび味噌がナンバー1(と思っている)。

さて、これが『えび味噌ラーメン』だ。

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美味しいのだけど、上手く表現できない。

これからも毎回、食べに行きますよ!

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広島つけめん ばくだん屋 [とんがりラーメン]

広島と言えば『尾道ラーメン』が全国的に有名だが、

広島の隠れた麺文化は、もしかしたら『辛口つけ麺』かも知れない。

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今では主流となった『魚粉系』、そして豚骨系、ごまだれ系。

その中にあって『辛さ1本勝負』が広島のつけ麺らしい。

唐辛子がゴッソリ入っているので、繊細な味付けは不要。

個人的には、辛さの中に美味さを発見できる様に、

もう少し考えてくれてもいいんじゃないかと思ったりする。

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店の名前は『ばくだん屋』、コンセプト通りで分かりやすい。

野球の試合があったらしく、

カープの赤いコスチュームを来た常連?達が真っ赤な麺を楽しんでいた。

広島文化の一角として、1度は食すのもいい。

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ソラノイロ ~ ベジソバ [とんがりラーメン]

東京は麹町にやって来ると、食べておきたいラーメンがある。

自称『正統派のラーメン好き』を名乗る自分にには

どうしても『色物』と映ってしまうのだが、何故かリピートしてしまう。

店の名は『ソラノイロ』。

由来はトンと分からない。本店があり、2号店がある。

店の外観やカウンターの雰囲気は BAR(バール)の様、

とてもラーメン屋とは思えない。

女性が1人で立ち寄れる店がコンセプトらしい。

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この店を世に知らしめた一品が『ベジソバ』。

普通の中華そばもメニューにあるが、やはりベジソバが代表作だろう。

他に例を見ないいわゆる『とんがったラーメン』だが、

店のコンセプトから想像すると納得がいく。

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店主(創業者)は博多一風堂で11年間修業した様だが、このメニューは完全オリジナルだ。

ベジソバは、文字通りベジタリアンの為のラーメンだが、

メニューにはビーガンの為のラーメンもある。とんがってるね。

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視覚的にはパスタを食べている様な錯覚に陥る。

キャベツ、ジャガイモ、ズッキーニ、パプリカ、レモンまで入っている。


チャーシューや煮卵は、基本メニューには入っていない。

なるほどベジソバ。


スープを飲んでいて不思議な食感、底に見つけたものは!

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これはもしや『麹?』。

隠し味なのか?思いを巡らせて気がついた。

『ここは麹町だ!』納得。


お代は850円。

内容から高いとは言えないが、胃袋の満足感にはちょっと足りないかも。

ちなみに2号店にはベジソバはないので注意。
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富山ブラック 麺家いろは [とんがりラーメン]

富山ブラック 麺家いろは
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本来ならば、『富山ブラック 大喜』 と書きたかった。
人気ラーメンランキングで紹介されるまでは、富山のご当地ラーメンだった。
発祥は、第2次世界大戦から復興の頃、1950年代。

復興事業に励む若者の食欲旺盛な胃袋を満たす為に誕生した。
塩分補給の為に 『濃い醤油スープ』 の塩辛いラーメン。

富山ブラックの原点である 『大喜』 の本店に食べに行き、そんなエピソードを知った。
創業者は 『ご飯と一緒に食べる為の”おかずとなるラーメン”』 を目指したらしい。

初めて食べた時は、真っ黒のスープ、あまりの塩辛さと、ブラックペッパーに衝撃を受けた。
そして、やみつきになり何度か訪れたが、いつしか足が遠のき、2000年頃に 『大喜』 は長い歴史の幕を閉じた。


その後、いくつかのラーメン店が 『富山ブラック』 を名乗って、真っ黒な醤油スープのラーメンを売り出した。
京都駅ビル10階の 『京都拉麺小路』 には 『麺家いろは』 が富山ブラックののれんを上げている。
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のれんをくぐると、富山の自然や文化をアピールするパネルがずらり。
店員はネイティブの京都弁。
さっそく注文してみた。

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確かに富山ブラック、初めての人はスープの色だけで ”引いてしまう”かも知れない。

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しかしながら、京都と言えば 『新福菜館』、これに慣れているアナタにとっては普通かも。
創業 『大喜』 と異なるのは、魚介出汁をブレンドしている事。
つけ麺のトレンドを融合させているのかも知れない。

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麺もスープの絡んで黒っぽい。
食べてみると、意外とあっさり ・・・ 誰もが食べやすくアレンジされている。

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素直に美味しいのだが、1つだけ物足りないのが、
トレードマークの 『粗挽きブラックペッパー』 がおまけ程度にしか掛かっていなかった事!
創業者の味を知る人間にとっては寂しさを感じる。

久々の富山ブラックを堪能できました!

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気が利いている!と感心したのは、ペーパーエプロン。
スーツやワイシャツ姿でも、気にせずに富山ブラックを堪能できます!


今では創業の味は口にできませんが、
より食べやすく、ややヘルシーになった富山ブラックは、お取り寄せでも食べられます。


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富山ブラック 麺家いろは
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