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支那そば 天下ご麺 ~ ラーメンの鬼の忘れ形見 [塩]

皆さんは 佐野実 と言う人物をご存知だろうか?

『ラーメンの鬼でしょ!』とすかさず返した人は、

年季の入ったラーメン愛好家です。

一昔前、ラーメン人気店の全国ランキング特集がTVで人気番組だった頃、

ちょっとしたカリスマ的存在だった。

素材選びには定評があり、その職人的気質から『ラーメンの鬼』と呼ばれていた。


新横浜駅から徒歩10~15分にあるラーメン博物館。

その中でも行列のできる人気店『支那そばや』。

今聞くとちょっとネガティブな響きの店名だが、

その店の奥で腕組みする姿を記憶している。


後進の指導も積極的だった様で、全国にグループ店ができた。

とは言いながら、支那そばや のコピーではなく、

ご当地の素材を生かしたスープの開発が前提で、

どの店もそれぞれの良さで勝負できる店づくりに徹していた様だ。


その後、ラーメンブームが一時の異常な状態から落ち着きを取り戻し、

佐野さんが亡くなり、カリスマとしてその名を耳にする事は無くなった。

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琵琶湖のほとり、大津港のすぐそばに『血統』は続いていた。

店一押しの『近江塩鶏麺』を注文。

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鶏ガラと塩のアッサリ系スープ、細めのストレート麺、香油。

ほうれん草、上質のチャーシュー。まさに佐野さんの血統だ。

麺とスープの絡みも申し分ない。

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おやおや、これは?

『鶏のセセリ』が添えてある!

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メンマに混ざって、筍が添えてある!

これは佐野さんの教えではなく、店主のオリジナルではないだろうか?

麺とスープのバランスだけでも完成度は高いが、

具材の食感にも工夫がされている。

『セセリ』と『筍』が入っていたと店員に言うと、

『そうなんですよ~』と満面の笑みが帰って来た。

自信を持っている部分なんだな、と感じた。


佐野実ブランドは得てして高い。

素材にお金が掛かっていると言えばそれまでだが、

高価な割に量が少ないので、意外と満足感は小さい。

なのに、この店は一杯700円で提供していた。

満足しました、と同時に勝負しているなと感じました。
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神田 節骨麺 たいぞう [魚介系]

神田駅西口から武道館に向けて伸びる商店街。

狭い路地に、お昼時間は人でごった返す。

オフィス街の胃袋を満たす為、殆どが飲食店だ。

その中でも、ラーメン屋さんがやたらと多いのには驚かされる。

(油そばが多いのが特徴か?)

こんなに乱立していて共倒れにならないか?

心配をよそに、お昼休みにはどの店も行列が出来ている。


神田でのラーメン屋さん巡りは2度目。

前回は空いている店を選んで入ったが、今回は時間を遅らせて物色。

魚粉系で『つけ麺』ではなく『ラーメン』を提供しているお店を見つけた。

この日の東京は30℃、気分的には汗をかかないつけ麺だが、

ここは正統派の魚粉系ラーメンを食しようと心に決めた。


入り口の券売機で食券を買って中に入る。800円(並・大盛)

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大盛を選んだが大した量ではない。

スープは正統派の魚粉系、つけ麺の出汁の様にくどくないので美味しく飲める。

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麺は太麺、つけ麺と兼用かもしれない。

冷水で締めてしないので、つけ麺よりはコシが柔らか。

麺とスープの絡みは文句なし。

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神田のラーメン激戦区は、もっともっと試したいお店が多いけれど、

リピートしたいお店の1つです。
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彩未 ~ 札幌のイマドキ人気店 [味噌ラーメン]

札幌の『彩未』行って来ました!

名前は全国区にはなっていないけれど、札幌地元では超人気店の様です。


とあるご縁で札幌のお仕事を頂き、1泊2日の短期遠征。

『すみれ』『山頭火』と言った全国に名の知れた有名店へ出掛けるか?

あるいは『五丈原』の様なローカル人気店をターゲットとするか?

毎回嬉しい悩みです。


Twitter で親交のある札幌在住のフォロワーさんに尋ねたところ、

『彩未』が今は1番人気と教えて貰いました。

札幌駅から地下鉄に乗り、美園駅から徒歩15分。とても辺鄙な所にありました。

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17:00開店。

約1時間前に到着、パラパラと人が集まって来ます。

待っている間に30人ちょっとの行列になりました。


待っている間に知った事は『すみれ』からの暖簾(のれん)分けだそうです。

メニューは『醤油』『塩』『味噌』。豚骨はありません。

『すみれ』の印象から、迷わず味噌を注文しました。

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表層1㎝もありそうな『ラード』を想像していましたが、

スープには『すみれ』の特徴は受け継いでいない様です。

味噌ラーメンとは思えないほどにアッサリ系です。

おろし生姜が入っており、これが全体の印象をまとめている気がします。

一口スープを飲んで、これはありかも?と思いました。

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そして麺ですが、

これは『すみれ』そのものでした。

本家よりも僅かに太くて、僅かに『固ゆで』かな?

もっとも、本家はラードが熱くて、

猫舌の私は直ぐに食べ始められないので、やや柔らか目になるのかも?


『食べログ』では 700円ですが、行ってみると 750円になっていました。

立地を考えると強気な価格設定の印象を受けますが、

それでも行列の出来る人気店です。

味も良い。

人気が落ち着いて、待ち時間が短くなった時に

もう1ど行ってみたいお店です。
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天天有 ~ 京都一乗寺の軌跡 [豚骨ラーメン]

京都の一乗寺と言えば、
関西では有名なラーメン激戦区。

それほど長くはないストリートに
老舗のラーメン店が何軒も連なっている。

多少の違いはあるが、
ベースは殆どが『背脂系醤油とんこつラーメン』だ。

自分がこの界隈に出かける時は、3軒はしごを目標にしている。
背脂コテコテのラーメンを1時間くらいの間に3杯、
何とも無謀で不健康な企画だが、結構それがしは気に入っている。

不健康ツアーに付き合ってくれる仲間たちには、
それぞれに御贔屓の店がある、一押しの一杯がある。
1軒目はどの店で、2軒目はどの店でと
ツアーのメニューを決める時には駆け引きがある。

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そして、それがしのお気に入りは『天天有』。
この至福の一杯をそれがしは『京都一乗寺の軌跡』と呼んでいる。

このパッと見冴えないスープだが、一口含むと感動的に旨い。
同類のラーメンは多いが、一線を画く完成度である。
『天下一品』と似ているなんて言わないで欲しい。
スープと麺のバランスの違いが、
これほどまでにクオリティの違いとなって現れるのかと驚きである。
個人的趣向の押し付け甚だしいが、
これに並ぶものはないね・・・と思う。

唯一の問題がある。
これは致命的だ。
1週間のダイエットがこの1杯で消し飛ぶ!


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つけめん TETSU [魚介系]

つけめん TETSU

ラーメン愛好家にとって、
つけ麺は仲間か?あるいは邪道か?

これは意見の分かれるところでしょう。
じゃあ最近流行の汁なし担々麺はどうなのか?
悩ましいところです。

そんな中、東京で圧倒的な人気を誇る『つけめん TETSU』。
通販でも1食の値段が普通にお店で食べるのと変わりません。
(3食入りで2,340円、送料別)

何故にそんなに強気なのか?
どうしてそんなに人気なのか?
関西に住む私には謎の世界でした。

と言う訳で行って来ました。
場所は横浜ランドマークタワー店、時刻は16:00過ぎ。
場所もマイナーならば時間も中途半端。
おかげで並ぶことなく店内へGo!

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太麺の割には、注文から出て来るまでが早かったですね。
さてお味は?
正直・・・美味しいです。
感動するほどではありませんが、
自分が食べたつけ麺のなかでもトップクラスに美味しい。

トップクラスだけれど、同程度のトップクラスは他にもいる。
機会があれば また食べたい味です。
でも、食べる為に出かけようと言う味ではありません。

京都には、
食べる為に出かけたい つけ麺があります。
なかなか出掛ける機会がありませんが。。。
機会があれば、紹介してみたいと思います。

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美しすぎる腕時計

美しすぎる?腕時計。

え?って感じでしょ。
でも、ついつい書きたくて。

この度、20年ぶりに腕時計を買い換えました。

この間、常に同じ時計を使い続けていた訳ではなくて、
海に行く時はダイバー、スポーツをする時はラップタイムが取れるタイプ
使い分けてはいましたが、メインウォッチは1つでした。

20年前、当時は珍しかったソーラー、且つ10気圧防水。
シチズンのエコドライブと言うタイプで、今でも止まっていません。
これは最強でした。

その後に現れたのが電波時計!
時刻を自動調整してくれて常に正確と言うのだからスゴイ。

徐々に私の関心は、
ソーラー・電波・10気圧の3拍子そろった腕時計へと向き始めました。
そして、とうとう見つけました。
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Baby-G の中で、Tripper(トリッパー)と呼ばれるシリーズが、
ソーラー・電波・10気圧を実現してくれています。

1つにシリーズの中でもデザインは多彩。
デジタルもあればアナログもある。
価格帯も広い。
そのうちの1つに目が釘付けになりました。
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これしかない!

デザインは非常にシンプル。
アナログ時刻と日付表示しかありません。
ストップウオッチとか、タイマーとか、アラームとか一切なし。

唯一の付加機能はワールド時刻です。
リューズを引いて回すと世界各国の時刻表示に切り替わると言うもの。
世界を股にかけて活躍する商社マンや、
世界の平和を守る地球防衛軍の方でなければ持て余してしまいそうです。

先ずは現物を見てみたくて、探し回りました。
地元のみならず、大阪や東京のG-SHOCKショップまで。
マイナーな品種なんでしょうね・・・どこにもない。
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えい!っと通販で購入してみました。
高給時計ではないけれど、自分にとっては結構な値段です。
20年使ってきたエコドライブを買い換えるのだから、
最低でも10年は使い続けたいと思えるものでなけでは納得できません。

気に入らなかったらどうしよう?
と思いつつ、
現物を見れない以上、迷っていても解決しないと考えました。

箱を開ける瞬間はドキドキ。
出てきたトリッパーを見て絶句・・・。

美しい!
美しすぎる。

男性の割には手首が細いのと、
コンパクトサイズが好みなので Baby-G が丁度良いのですが、
ラーメンとロックンロールな人生を送る男にとって、
不釣り合いなほどに上質な仕上がり。

写真で見るより何倍も美しいと思います。
1日に何回も手首を眺めて幸福感に浸ります。

いかしたロックンロールを聞きながら、美味しいラーメンを食べながら、
美しすぎる腕時計を眺めて過ごしたいものですな。





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次に読む本

これだ!

人生の膠着状態を感じた時、自分は行き詰ったと感じた時、
1冊の本が視界を切り開いてくれるかも知れない。

podcast のお勧め本紹介で、
そんな期待を感じさせてくれた1冊。

岡本太郎氏のマグマの様にほとばしる情熱が、
運気と元気とエネルギーを与えてくれそうな気がする1冊。

是非自分も読んで、エネルギーを受け取りたいと思います。



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お勧め本

コピーライティングを学ぶための本、お勧めは2冊。

これさえ読めばOK。
沢山の種類を読むよりは、この2冊を繰り返し繰り返し読む事で、
力が身に付きます。




















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仙台の一押し 末廣ラーメン [豚骨ラーメン]

仙台の一押しは、何と言っても末廣ラーメン。

かねてから仙台を訪れる機会は、年に何度かあるのですが、
私にとって仙台は『ラーメン不毛の地』。

こんな事書いたら怒られそうですね。
『単に美味しいラーメン屋にたどり着いていないだけだろ!』って。

ネットで調べて行ってみたり、ホテルのフロントで紹介して貰ったりして
訪ねて行ってみては『う~ん』ってね。

仙台って食べ物全般が美味しいから、
お客さんが分散しちゃってラーメン屋さんが育ちにくいのかなって思ったり。

そんな中で、
アーケード商店街の入り口、目立つ位置にあって、
たまたま飲んだ後に入った末廣ラーメン。
次から仙台訪問時の必須アイテムとなりました。

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スープは、
京都一乗寺激戦区の老舗店にどこか似ている。
えっ、分かりにくいって?
京都のしょうゆとんこつラーメンの味を濃くして、
背脂を抜いた感じのスープ、ガツンとした味だ。

麺は、
これも京都のしょうゆとんこつラーメンとよく似た感じだが、
腰が強い。
麺の茹で具合を選べないが、自分好みの『固め』で出て来る。

刻んだネギがかごに盛ってあり、ご自由に!
これも横綱ラーメンでお馴染みだ。

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じゃん!
こんな感じ。

ここがお気に入りの方、
あるいは『もっとおすすめがあるぞ!』の方、
コメント頂けたらメッチャ嬉しいです。

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著者紹介 黒川伊保子さん

ロックな人生を送る熱い男は、

良書で心も磨くのだ!

ここで紹介したいのは『黒川伊保子』さん。

以前にとあるインターネットラジオ番組でトークを聞き、

速攻でファンになり著書を購入。

この人の著書は全て読みたいと思っています。



【いい男は「や行」でねぎらう いい女は「は行」で癒す】

これは3回読みました。

言葉の『音』がこれだけの印象を伝えられるのか!と驚きます。

時間を空けて何度でも読みたい一冊です。

1回読んだらオークション、3回読んだらオークション、

ずぅ~っと手放さない、私は3パターンありますが、

この本は手放さないと思います。





【キレる女懲りない男 男と女の脳科学】

現在2回目を読んでいます。

人口知能の開発に長く携わった著者が、

脳を1つの情報処理装置(入力 ⇒ 情報処理 ⇒ 出力)に見立てています。

男性脳と女性脳は別の装置として、

それぞれの『取扱説明書』を解説しています。

これを読むと、

これまで理解できなかった異性の同僚、家族、パートナーの考えが

理解できそうです。





【恋愛脳 - 男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか】

まだ読んでいません。

是非読みたいと思います。





【夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか】

まだ読んでいません。

是非読みたいと思います。





【家族脳-親心と子心は、なぜこうも厄介なのか】

まだ読んでいません。

是非読みたいと思います。



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